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2007年12月17日

DESIGN IT!行ってきました。

DESIGN IT!

コンテンツとユーザーインターフェースをマネージする。

先週になりますが12月11日[火], 12日[水]の二日間
東京ステーションコンファレンスで行われた
DESIGN IT!に行ってきました。

一番面白かったのは
インフィールドデザインの佐々木さんのトラック
「デザインをマネージするのは誰か?
 企業におけるデザインマネジメントのさまざまな視点」
でした。
ちょうどここ最近デザインマネジメントについていろいろ考え
方法論やアイデアについて試行錯誤しているところだったので
一般論として学べた部分もあり、自分の考えが間違っていなかった
という感想ももてたので、非常に意義深かったと思います。

以下メモ。

マネジメント=管理
ではなく、
マネジメント=運営
でもある。

■デザインの定義
予め定められた仕様に沿って
色彩や形状を製作する行為
 ↓
現状の課題を分析し、あるべき姿を抗争して
それを具体的なものやことによって実現する行為
 ↓
顕在化していない課題を掘り起こし
それに具体的なものやことで応えることにより
新たな価値を社会にもたらす行為

下に行くにしたがって広義のデザインになっている。

■デザインマネジメントの勘所3つ。
1)本質的な視点からの発想
 それを阻むものは見直す。
 社内プロトコルの再検証
 情報収集の仕方を再考
 既存の役割分担を疑う、超える
2)「専門家」のたこつぼから出る工夫を
 定期異動によるローテーションとインセンティブ
 報酬精度の魅力を増し、デザイン人材を流動化
 他部門との経験の共有化
 コミュニケーション力、人間力の強化
3)デザインの知恵を蓄積しよう
 アーカイブ作り(素材、サンプル、ノウハウ、タレント)
 社内用モックアップ、プロトタイプの外注禁止
 徒弟制度による暗黙知の継承 ルーム制、ユニット制

等など。

参考にします。

投稿者 kengochi : 02:21

2007年05月23日

赤十字マークって法律で使用禁止になってるんですってね

asahi.com:チラシに使用禁止の赤十字マーク、回収へ 高速道路2社 - 関西

赤十字マークは「赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律」で日本赤十字社以外の使用が禁じられているが、電通関西支社の担当者は知らなかったという。


ほおおお。それは知らなかった。

赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律を見る限り

赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律

第一条 白地に赤十字、赤新月若しくは赤のライオン及び太陽の標章若しくは赤十字、ジュネーブ十字、赤新月若しくは赤のライオン及び太陽の名称又はこれらに類似する記章若しくは名称は、みだりにこれを用いてはならない。

(中略)

第四条 第一条の規定に違反した者は、六月以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。


ということで、6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処されるようです。
でもこれ、そんなに取り扱い注意なマークだとは思ってなかった。
至ってシンプルな形と色だしなぁ。
この担当者も「そりゃ知らないよ…」って思ってるんじゃないかな。

Wikipediaを見て見ると


赤十字社 - Wikipedia

また商標法においても赤十字およびこれに類似した標章・商標・名称は商標登録を受けることができないとされている。しかし、実際には赤十字社所属でない一般病院や薬局等がしばしば赤十字の標章を無断使用し、問題になっている。

ともあるので、放置されてる違法状態のものが
けっこうあるようですね。
ちょっと気をつけてみてみよう。

投稿者 kengochi : 12:15

2007年05月22日

Kyle Cooper x Craig Armstrong at 交渉人

何を今更っていう話ではあるのですが
交渉人という映画がありまして、とても好きな映画なのです。
最近Kyle Cooperの作品集をまとめて見る機会があり
その中に交渉人も入っていました。
おぉ、交渉人もKyle Cooperだったか!とか思ってみてたら
音楽がCraig Armstrongじゃないですか。
個人的にはもうこれ最強タッグなわけですよ。
という感動をメモ。


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980円
ストーリーの展開、予想外の結末が素晴らしい。

いやぁ、Kyle Cooper最高ですね。
mimicとかsevenとか怖すぎるタイトルだもんな。

投稿者 kengochi : 15:34 | コメント (1)

2006年03月27日

お勧めDVD・ドラッグ・アンド・ドロップ - これに注目!

お勧めDVD・ドラッグ・アンド・ドロップ - これに注目!

お、おもしろそう!
とか思ってやってたら
ルパン3世ばっかりになって止まらなくなった…。
全然他のが出てこなくなるのは困るな。
多少の揺れは演出しておいてほしい。

UIは楽しいんですけどね。

投稿者 kengochi : 20:15

2006年01月07日

身障者用トイレのインターフェイス

先日京都に帰省した際に、京都駅ビルにあるホテルグランヴィアのトイレを利用した。
通常のトイレがあいにくいっぱいだったので、隣にある身障者用トイレを
使う事にしたのだが、ちょっと気になった事があった。
まず入り口には下のようなボタンがある。
wc1.jpg

【開】
【使用中】
【閉】
とあり、【開】を押すと自動ドアが開く。

中に入ると下のようなボタンがあった。
wc2.jpg

【開】
【閉】
の2つ。
もちろん【閉】を押せば自動ドアは閉まる。
しかしなんとなく違和感があった。

外から開ける事ができたりするんじゃないか、という不安。
もちろんそんなつくりのトイレは無いとは思うものの
「鍵が閉まっている」
ことがこちら側に明示されていない状況というのは
通常の動作と比べてやはり何か足りない感覚がある。

通常は
1「扉を閉める」
2「施錠する」
という2つの動作があり、施錠状態が確認できる。

しかも通常の場合
「扉」は手で開閉が可能なインターフェイスであり
「施錠」状態で開閉の可不可を手で確認できる。
しかしこのトイレの場合そもそも自動ドアであるため
開閉の可不可を確認する事ができない。
なにせ【開】を押せば開いてしまうのだから。

このトイレのインターフェイスでは上の1、2が【閉】
の1つに集約されてしまっている。
逆に【開】も1、2の反対の動作が集約されている。
実際は中から【閉】を押せば上の写真の真ん中にあるように
【使用中】が点灯し、【開】を押してもドアは開かないのだが
中に入ってしまえばそれもわからない。
中からも
「外には【使用中】ランプが灯る」
ことがわかれば受ける感覚も違うのになぁと思いつつ
そのトイレを後にした。


こちらに戻ってきてから新横浜の地下鉄トイレで
先日のことを思いだし、特に用はなかったが身障者トイレを
確認してみたところ、トイレの中に下のようなボタンがあった。
wc3.jpg

すばらしい。
トイレの中で「施錠中」の点灯が確認できる。
トイレの外にもおそらく「施錠中」が明示されているだろう
ということが外に出なくても想像できる。
おそらくこれで十分。


webアプリケーションのインターフェイスでも
こういう親切さ/不親切さには気をつけないといけないな。

投稿者 kengochi : 21:05