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2007年09月06日

有限の被害と無限の被害

[life]

はてなブックマーク - @ parallel minds: 出してはいけない個人情報とは

変更可能かどうかと漏れたときの被害の大きさは分けて考えた方がいいかも。カードの停止が遅れれば被害が増える。一番怖いのは漏洩の事実に気がつかないことかも。

前回のエントリについたはてブコメントを見て思ったんですが
カードの停止が遅れればもちろん被害が増えますよね。
漏洩の事実に気がつかないのはもちろん怖い事ですけど
> 自分にどうしようもなくついてまわる情報の方が
> 重要度は高いというかクリティカルなんじゃないかなぁ。
というのはもう少しポイントを絞って書くと
次のような言い方ができるかなと思います。

例えばカードを勝手に100万円使われてしまって、それがカード会社から
「自己責任」だと判断されたとしても、それは支払えば終わる被害。
つまり有限の被害だと思うんですよね。
情報が流通してしまったとしても、自分から切り離せる。
切り離してしまえればそれ以降何の意味も無い情報になる。

逆に、最近ニュースになってるイジメで写メールがやりとりされるようなケースとか
winnyや何かでプライベートな動画が流出してしまうケースなんかは
被害がいつまでたっても終わらない。エンドポイントがない「無限の被害」が
発生してしまうっていうことなんだと思います。
カード番号を変更したり、携帯の番号を変えるように
この手の情報は流通した後で自分から切り離せない。

有限の被害か無限の被害か。
被害の大小の視点ももちろんあるんですが
無限の被害の可能性を内包する情報の「怖さ」
自分でせき止める手段を持ち得ない「怖さ」
があるなぁと思いました。

投稿者 kengochi : 2007年09月06日 11:57