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2005年08月10日

iTunes Music Store で シゲる と ロングテール

[music]

ITmedia ライフスタイル:iTMS-J、わずか4日で100万曲販売突破
日本版iTunes Music Store、サービス開始から4日で100万曲販売 - CNET Japan

4日で100万曲かー。
記念ダウンロード的なものが多かったとしても
このインパクトは他のサービスでは無かったですね。
数字として結果が出てるのがすごい。
今のところiTMSにのっかってないレーベルもいつまで静観していられるか。

もうひとつ。
愛のメモリー シゲる?
こんなような企画というか祭りもありまして
iTMSで 松崎しげる/"愛のメモリー" がやたらと売れました。
面白いですよね。これ、CDだったらまぁ買いませんよ。
投票みたいな軽いノリで150円の曲を買っちゃうって
値段もインターフェイスも相当に敷居が低くなってるってことだと思う。


ここからが本題なんですが
廃盤になってるようなアルバム、楽曲は
もうみんなiTMSで売ればいいじゃないって思います。
ロングテールですよ。ロングテール。
単純に売り上げ機会の損失ですよ。
シゲる?みたいに突然需要が爆発することだってあるんですが
「需要に気づく」→「プレス」→「流通・販売」
って圧倒的に遅いです。シゲる?祭りももう収束してますし。
これまでレコード会社はわりと自分たちで仕掛けて
丁寧にCDを売ってきたんだと思うんですが
それ以外の売り方もあるよ、できるよってことの下地が
iTMSというインフラによって整備されてきた。
もちろんそれ以前からあるサービスでも同様なんだけど
インフラというにはサイズが最重要。

4日で100万という数字や、シゲる?の動きを見てると
廃盤こそ廃止して常にカタログとして並べ続けてればいいやん
そしたら少なくても売れるのにって思ってたことが
現実的な説得力を持つようになってきたと感じます。

少品種大量販売じゃなくて
多品種少量販売をベースにした上に
仕掛けによる大量販売をのっけていければ
売り上げ安定するんちゃいますの。
どうですか。

投稿者 kengochi : 2005年08月10日 13:04