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2006年11月22日

無形物に対する価値判断

[communication]

広告β:アイデアにお金を払ってもらうには 広告のアイデアを通販する。 ここには、非常に深い課題とチャンスがありそうな匂いです。

アイデアにはなかなか直接的にお金をはらってもらえないという話。
確かにそうなんだよなー。
アイデアはただだと思ってんじゃないか?みたいな場面もよくある。
「ご意見聞かせてください」みたいな感じでMTGが設定されて
何時間とかあーだこーだ話して、お疲れさまでしたみたいな。
何の対価も無いのかよっていうMTGも何度か。

アイデアはただで、メディアコストと、代理店へのマージンは値段がついてる。
この話って、なんか音楽とCDの話にも似てるのかなぁって思ったり。
本来は無形物の方にこそ大きな価値があって、プラスチックの円盤それ自体は
とてもとても安かったりするんだけど、音そのものだと流通させられないから
流通させられる「形」に対して値段をつける。
ただ、その「形」が変わってしまったときに「形」にかかるコストが違ったりすると
値段が変わってきたりする。
逆に本来コストは激減するはずなのに、同じぐらいの値段を維持しようとしたりする。
そういう場面てイノベーションのジレンマみたいな
後から来た新しい立場の人達にとっての大きなチャンスだったり
元からいる古い立場の人達にとっては既得権益を失うピンチだったり。

広告βさんが仰るようにアイデアがオークション形式で価格決定されて
流通されるようになると、これまで何にお金払ってたんだっけってことも
出てくる可能性はあるよなぁ。
本来的に価値のあるものにたいしてきちんと値段がついたり
流通性能があがったりするのはきっと面白いはずだと思う。

投稿者 kengochi : 2006年11月22日 11:00