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2005年07月18日

アイデアのアウトプットと再発見

[cognition]

C O U L D:アイデアのアウトプット

実はそういったアイデアはいつも頭の片隅にあるものの具体的になっているわけじゃないんですよね。つまり、そういう話の中で声を出してアウトプットしているからこそ形のあるアイデアに初めてなるのではという気がします。あと、会話というインターアクションがあるからこそ相乗効果のようにどんどんおもしろいアイデアが生まれるような気がします。会話がお互いの脳を刺激して良いアウトプットに変わるんでしょうね。

最近読んだ本の中で「アウトプットする自分とインプットする自分は別」(超意訳)
というような内容が有りました。
既に頭にある内容には違いなくても、一度アウトプットとして形にして
それを再度インプットすることで理解できる、というようなことです。
声や文字やその他の形でアウトプットしないで頭の中にあるままでは
自分で認識できているとは言えない状態の物事も多い、と。
それはやはりyasuhisaさんの記事同様に実感でもあります。
以前からブログや日記はまず第一に自分との対話だなと思うことがあって
まさにその通りのことが頭の中で起こっていると知ったのは興味深い出来事でした。

しかもそこに会話という言葉のキャッチボールがあることで
自分では届かない部分にも刺激が伝わる感覚があります。
リラックスした状態で、近い意識/知識レベルの人と会話するのが
一番のブレインストーミングになるように感じます。

で、私はそういったアウトプットをまず最初にノートに残しています。
前職で今と同様web関係の仕事に就いた2001年9月10日から
A5のダブルリングノートをずっと使い続けています。
バイブルサイズの手帳だとどうも書くエリアが小さすぎるんですよね。
仕事のメモや議事録、電車の中での思いつき、会話から出たアイデア、スケッチ等々。
2001年からで現在通算10冊目です。

最近そのノートを読み返すということをしはじめました。
案外いいこと書いてるなーと自画自賛したりしていますが
やはりどんなことであれ残していくことは重要だなと思います。
当時から軸がぶれていない部分も有れば、ずいぶん知識レベルが変わった部分も有り。

その中から今自分が直面しているシーンに適用できそうな内容を
適宜ピックアップして、また内容を練り直したりしてみようと思います。
貯めておくだけではなくて、新たに光をあてる
といった作業もなかなか刺激的なのではないでしょうか。
アイデアの再発見だけでなく、自分自身の再発見もあると思います。
けっこうおすすめですよ。

ちなみに僕が一番気に入っているノートは
無印良品のダブルリングノート。
無印良品[ポリプロピレンカバーダブルリングノート・A5 ]
いろいろ試してみようとは思ったりするのですが
一番使いやすいのでついつい同じものを使ってしまいます。
10冊中7冊はこれですね。

投稿者 kengochi : 2005年07月18日 01:41