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2006年11月20日

医療崩壊と教育崩壊

[medical]

ある産婦人科医のひとりごと: MRICインタビュー:もはや医療崩壊は止まらないかもしれない

医療崩壊と教育崩壊には似た構造があるように感じる。
いずれもかつて聖職と言われた職業だけど、透明性が確保されたことで
ファンタジーの世界に近かった内部の「問題」が過剰なまでに外部に晒され、権威が失墜した。
患者や生徒の側が「サービスを受けるもの」として権利を主張するあまり
聖職者のやる気や熱意に頼っていた部分が崩れてしまい、ある種ドライな関係を余儀なくされる。
お金のある人は学級崩壊などの無い私立の学校に行くようになってるが、
医療の世界でも遅かれ早かれ同じような状況になると思われる。

個別の医療事故や教育現場での不祥事/事件について
それらが明らかにされて原因がはっきりすることはもちろんよいことだが
報道される内容には偏りがあるように思えてならない。
マスコミって結局アンプでしかないんだろうか。

投稿者 kengochi : 2006年11月20日 15:23